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NEWS2023.08.22
在来生物を守り、育む環境づくりをおこないました
猿江恩賜公園 生物多様性保全整備工事
都立猿江恩賜公園にて、2022年5月から2023年4月の期間で生物多様性保全整備工事をおこないました。
南園の下池と呼ばれるエリアは水辺や草地などがあり、工事前の生物調査では池内におよそ10万匹、全32種の生物が確認されました。大半は外来種ではありましたが、中にはミズカマキリやコオイムシ、ニホンイシガメなどの在来種も確認され、希少な生き物の避難場所になっていることもわかりました。
今回の整備工事では外来種の抑制も行いながら、東京都レッドデータブックの絶滅危惧ⅠB類となっているニホンアカガエルをはじめとし、トンボ類やカワセミなどの生育環境整備を中心におこないました。
また、今回の工事では池の生物調査に地域住民や学校、公園関係者も参加し、工事後には生物観察イベントへの協力や、近隣小学校の課外授業の受け入れなども行い、みどりでつなげるパートナーシップづくりも積極的におこないました。