Interior Scape / 室内緑化

植物の選択

植物はどのような種類でも室内で育つかというと、そうではありません。光の弱くなる室内で植物を育てる場合には、種類によって向き不向きがあります。低照度の室内での緑化には、光飽和点の低い植物が向いています。代表的なものは熱帯系の植物で、いわゆる観葉植物などとして市場に出ているものです。
室内緑化に向いていない植物は、落葉広葉樹です。必要とする光量が多く、温度が一定に近い室内空間では、落葉せずに一年中葉をつけたまま成長してしまうからです。もちろん、紅葉なども望めません。

アレカヤシ ハワイアンバンブー ベンジャミン シラカシ
アレカヤシ
(熱帯系)
ハワイアンバンブー
(熱帯系)
ベンジャミン
(熱帯系)
シラカシ
(温帯系)

鹿屋ナーセリー樹木リスト

フィカス・ベンジャミン フィカス・ニチダ
湿度の高い場所では気根を出し、これがやがて土の表面に達すると養分を吸収し、幹化していく。元来、多量の日光を好むが、順化によりかなり暗い環境でも生育する。全体的に柔らかい印象。 熱帯アジアに広く分布する常緑高木で、気根が絡み合って太い幹を形成する。葉は互生し、卵形、厚い革質で光沢がある。枝は密生し、巨木の移植も容易である。ベンジャミンと比較すると、ずっしりとした存在感がある。

フィカス・イーリー ハワイアンバンブー
細長い葉が特徴。幹に斑点があり、細い枝先まで葉が密生するため、柳のように枝が垂れ下がる場合がある。ベンジャミン同様、生命力が強く、耐環境圧はベンジャミンより強い。葉は緑色で、長さ15〜20cm、幅2〜3cm。気根もさかんに出る。フロリダにおいて、2〜4mクラスが養生されており、ベンジャミンとは違った雰囲気をお求めの方にお勧めの樹木。 和竹よりも低照度、低温に強い。地下部も和竹とは異なり、親竹の周りに固まってタケノコをはやす種類なので、根を張りだして植栽マスやプランターを痛めることもない。幹は黄色に緑色の筋が入り、全体的に力強い姿。成長は早く、定期的な剪定が必要。個性的な雰囲気を空間に与えたいときには最適の材料である。

グリーンバンブー ゲッキツ
熱帯性の株立ちタイプ。緑いろの棹が鮮やかできれいな竹。ハワイアンバンブーと同属で、耐陰性あり。 葉が細かく繊細な印象。白い花が咲き、赤い実を付ける。別名「シルクジャスミン」とも呼ばれ、花はジャスミンの香りがする。成長しても3mほどの樹木なので、天井の低い空間でのボリュームを出すときに最適な樹木。
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